ライフスタイル革命のための超学際移動イノベーション人材育成学位
地域公共交通をサステナブルに 交通事業者、地方自治体、専門家によるメディア講義シリーズ <最新12事例>
地域の移動課題を解決するヒントをつかもう
12人の交通専門家が地域の移動課題について真向から向き合っている事例を学ぶことができます。
このプログラムでは、交通事業者、地方自治体、専門家の、現場の声を聞くことができ、何が問題で何が不足しているのか、どんな
工夫をしているのか、知ることができます。
交通事業者、地方自治体、専門家によるメディア講義シリーズ
講義の狙いとラインナップ
運転手確保
- 日本初!認可【路線バス共同経営】
- 公設民営方式を取り入れた鉄道跡地のバス専用道化事業
経営改善やサービス向上
- 地域公共交通の再構築の必要性
- 地域公共交通の持続可能性について~ICカードデータによる階層性バスネットワーク~
- 持続可能な地域交通を目指したデマンド交通の採算性向上
- 複数地域の交通を横ぐしで組織マネジメント
利用者の拡大
- 地方における移動課題の現状
- 見て知って乗ってもらうことによる公共交通の利用促進
- 「デマンド交通」導入後の課題解決に対する取組
- 商店街と住宅地をつなぐおでかけ交通
- 地域参加型コミュニティ交通の実践と今後
- 地域商店街と移動を紐づけるDXの実践
サステナブル地域公共交通プログラムについて
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主体者自らが現場の生の声で
武藤 一浩
株式会社 日本総合研究所高齢者や移動弱者が増加する中で地域公共交通の維持が困難になっています。この講義では、地方のバス事業者の赤字や利用者減少、運転手不足などの問題に対する具体的な対策を学びます。地域参加型のモビリティ作りに取り組む事例とともに、背景や事業概要、事業構造などのトピックについて理解を深めます。
収録時間:7分
運転手確保
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日本初!認可
【路線バス共同経営】 本山 聡洋
熊本地域路線バス 共同経営推進室サービスの効率化と利用者の利便性を確保するために、熊本地域では、路線バス事業者5社が共同経営を行っています。これまで重複路線の見直し、バス運行距離の削減とコスト削減が実現しました。しかし赤字の本質的な解決には至っていません。この講義では、熊本の共同経営の詳細と官民連携の重要性を学びます。
収録時間:67分 -
公設民営方式を取り入れた
鉄道跡地のバス専用道化事業木村 理人
石岡市 都市計画課茨城県石岡市では鹿島鉄道の廃線後にバス専用道路を整備し、定時性と速達性の向上に成功しました。この講義では、利用者数を回復させるために行ったPRの方法、一般車両の侵入防止などの課題解決方法を紹介します。さらに、今後の展望である自動運転車両の導入や観光路線としての活用について解説します。
収録時間:37分
経営改善やサービス向上
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地域公共交通の
再構築の必要性 加藤 博和
名古屋大学徳島市の 「大人フレアイバス」 では、住民主導でバス運行を実現しました。地域公共交通の改善には、事業者や自治体だけではなく、住民の協力が不可欠です。この講義では、地域公共交通の再構築に必要な運転手不足への対応、安全な移動手段の提供方法などを学びます。
収録時間:119分 -
地域公共交通の持続可能性について
~ICカードデータによる階層性バスネットワーク~ 青木 保親
大阪大学岐阜市には、住民が運営協議会を通じて持続させているコミュニティバスがあります。この講義では、事例を通じて、マースに向けた関係性を構築する重要性、運賃制度の見直し、資金獲得の方法など、具体的な戦略について学びます。
収録時間:83分 -
持続可能な地域交通を目指した
デマンド交通の採算性向上加藤 博巳
株式会社アイシン株式会社アイシンは、デマンド交通のシステムを通じて高齢者の外出を促進させています。このプロジェクトは健康維持に貢献し、医療費の削減に成功しました。この講義では、外出機会の増加による高齢者の健康指標の改善、男性の参加促進、災害時の対応について学びます。
収録時間:64分 -
複数地域の交通を横ぐしで
組織マネジメント 浅井 康太
株式会社みちのりホールディングス株式会社みちのりホールディングスでは、自動運転やマースなどのテックを用いた公共交通事業の持続に焦点を当てています。この講義では、経営効率の向上やデジタル化の促進など、技術革新に対応するための戦略を学ぶことができます。さらに、持続可能なサービスの構築についても紹介します。
収録時間:32分
利用者の拡大
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地方における移動課題の現状
熊谷 徳泰
大分市 交通政策室大分市が持つ、公共交通の課題への取り組みを紹介します。大分市では運転手不足、路線の廃止、利用者の減少などの課題に対して、触れ合い交通やグリーンスローモビリティなどの施策を行っています。この講義では、市民、行政、事業者の連携による公共交通ネットワークの維持についても学びます。
収録時間:40分 -
見て知って乗ってもらうことによる
公共交通の利用促進竹中 由紀夫
伊予鉄バス株式会社伊予鉄バス株式会社では、ICカード導入やIT化の推進など公共交通利用促進の取り組みが行われています。オート1デーチケット制度や、「定期券の共通利用制度」が利用者の利便性向上に寄与した事例を通じて、スマホ決済やマースへの対応、カーボンニュートラルへの取り組みなど、今後の公共交通活性化の方向性について学びます。
収録時間:52分 -
「デマンド交通」導入後の
課題解決に対する取組中嶋 信之
安曇野市 政策経営課長野県安曇野市で導入されているデマンド交通「ノルトアズミノ」の効果と課題について紹介します。スマホアプリによる24時間予約、発着予定時刻の事前通知などの取り組み、新規利用者の獲得やステムのアップデート、他モビリティとの連携強化についても解説します。
収録時間:73分 -
商店街と住宅地をつなぐ
おでかけ交通 石橋 孝三
株式会社光タクシー地域高齢者が商店街にアクセスできるように運行されている「乗り合いジャンボタクシー」の取り組みを紹介し、コミュニティ交通の役割について学びます。コミュニティ交通が地域の生活質を向上させ、街の自己治癒力を高める手段になることを解説します。
収録時間:43分 -
地域参加型コミュニティ交通の
実践と今後 松本 浩之
みなと観光バス株式会社みなと観光バス株式会社では、地域参加型コミュニティ交通の実践として、コミュニティバス「クルクルバス」を導入しました。この講義では、地域参加型のコミュニティ交通を通してデジタルタコグラフ、バスロケーションシステムの開発について学びます。新型コロナウイルスの影響による公共交通の価値観の変化など、今後の方向性についても紹介します。
収録時間:66分 -
地域商店街と移動を紐づける
DXの実践 大久保 園明
京阪バス株式会社 ICT推進部京阪バス株式会社によるデジタルトランスフォーメーション (DX) の取り組みとして、観光客と地元住民向けのマースアプリ提供などを紹介しています。住民型MaaSの有効性を確認しつつも、クーポン提供だけでは不十分であることを指摘します。この講義では、公共交通活性化に向けた新しい取り組みの継続とコストの最適化を学びます。
収録時間:62分
※講演者の所属先は撮影時の所属
※2022年12月~2023年2月収録
お申し込み
提供方式 | 専用オンライン |
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受講対象 | 交通事業者、地方自治体、交通研究者、自動車・部品業界、各種協会、学生 |
購入価格 | 77,000 円(税込)、学生 2,200 円(税込)、複数購入など各種割引あり |
申込方法 | 下記「お申し込み」または QR コードよりお申し込みください |
開発 主催 | 名古屋大学 卓越大学院プログラム ライフスタイル革命のための超学際移動イノベーション人材養成学位プログラム |
販 売 | 株式会社 Tokai Innovation Institute |
お問合せ | TMI_inquiry2@tokai-innovation.com |
お申し込み | https://slpt.tmi.mirai.nagoya-u.ac.jp/ |